世の中は、強者の「商品戦略」が正しいと思われている

 それは、本や講演、テレビや日経新聞などで紹介される内容のほとんどが大企業用の、しかも強者の商品戦略になっているからです。学歴が良く留学などもして、上場企業・大企業に長年勤めた後、コンサルタントになった人は特にそうなっています。これが原因で、強者の商品戦略で経営を始める人が後を絶ちません。その上、アメリカからの経営学(MBA)やマーケティングなどでは、「強者」「弱者」という概念すら無く、勘違いの大きな原因となってます。 MBA.jpg

 ちなみに、個人企業まで含めた人数別の比率で、従業員数10人までの会社は80%ほど、100人までは98%を占めております。また、従業員3,000人以上の会社は約500社にすぎません。いきなり独立起業する時、従業員を50人も100人も雇いますか?

 「強者」「弱者」との区分の前に、組織規模の不一致により、経営を始めたばかりの弱い会社がこうすると、根本的に間違ったやり方で経営をすることになるので経営効率がひどく悪くなります。その後、1年目の決算を迎えるどころか4カ月もしないうちに空中分解・倒産です。これこそ「狂者の戦略」です。こうならないためには、常日頃からランチェスター戦略による「弱者の商品戦略」を研究し、腕を高めることが欠かせないのです。